iPhoneはたくさんのアプリを同時に起動していると動作がおかしくなったり、遅くなったりすることがあります。この場合はアプリの停止を試してみましょう。
iPhoneは一度起動したアプリが必要に応じて自動的にバックグラウンドで待機する仕組みになっています。「待機させる」か「完全に停止させる」かは、基本的にはiOSによって自動的に判断・コントロールされているのですが、ときどき、この判断・コントロールがうまくいかない場合があります。この場合はアプリを停止するためには「手動で停止」させる必要があります。停止の方法は下記の通りです。
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【写真1】ホーム画面を見ただけではバックグラウンドで どのアプリが待機中なのか分かりません。 |
ホームボタンをパソコンのマウスと同じようにダブルクリックすると画面全体が上にずれ、下の隙間の部分に、最近起動したアプリのアイコンが表示されます(【写真2】)。
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【写真2】ホームボタンをダブルクリックすると画面全体が上にずれ、 下の隙間から最近起動したアプリのアイコンが表示されます。 |
表示されたアイコンを長めにおさえるとアイコンが揺れ、アイコンの左上に赤いマークが表示されます。この赤いマークをタップするとアイコンが消え、アプリを止めることができます(【写真3】)。待機中のアプリが4つ以上ある場合は、画面右側にも表示されており、一番左の画面のアプリを1つ停止するたびに左にずれてきます。
【注意】例えばメールアプリを停止すると、作成途中のメールなどは消えてしまいますので、保存してから停止しましょう。
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【写真3】どれかひとつのアイコンを少しの間おさえると、 アイコンが揺れだし、赤いマークが表示されます。 |
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【写真4】「設定」アプリの赤いマークを押すと、 「設定」アプリのアイコンが消え、 「設定」アプリを手動停止することが出来ます。 |
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【写真5】全てのアプリを停止すると、下の部分は空になります。 ホームボタンを押すとホーム画面に戻ります。 |